9/10(土) 宿泊地:南国楽園 文責:川村博俊
午前八時。いつも早稲田へ行くときに通る馬場ロータリー。そこに、これから沖縄へと向かう吉田隊長、小池隊員、川村隊員が佇んでいた。吉田隊長は機能性の悪そうなリュックとなぜか皮製のショルダーバッグを抱えて自らを窮地へと追い込んでいる。小池隊員は首に水中メガネをかけていた。よく分からない。しばらくすると自転車に乗って颯爽と登場したのは阿部隊員。かごにはあの悪名高い『釜』が積まれていた。しかも阿部隊員は一年で全行程を歩くのが川村隊員だけだと告げる。え…ちょ、ちょっと待て。
阿部隊員『大丈夫。途中参加の一年にはそれなりのペナルティーを用意しとくから。』
川村隊員『やっ…』
阿部隊員『でも一番きついのはお前かもね。』
川村隊員『…。』
別の飛行機で行く阿部隊員にしばしの別れを告げ、出発。東西線で日本橋へ行き、浅草線に乗り換えて羽田空港と接続する京急へ。
小池隊員『釜を持ってみてどんな感じ?』
川村隊員『重くはないけど、Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!』
しかし、このときの釜はまだ我々に牙を剥いてはいなかった…。
合宿が始まったとき、それの本当の恐怖を知ることとなる。
10時35分。3人はANA機に乗り込み、沖縄へと飛び立った。ちなみに川村隊員はコマイケモトキ名義で乗ったことを付け加えておこう。(ちゃんと金は払いましたよ。)1時15分。沖縄に来てしまった。着陸時は台風の影響で機内がジェットコースターのように揺れ動いていた。なのにこの日以来我々がいるときに台風は一度も来なかった。これはなにかの奇跡であろうか。
3人はゆいレールで那覇市内へ向かう。県庁前駅で下車。すると降りてすぐの自動販売機に1000円札が挟まっているではないか。ごっつぁんだー!!!!とばかりにお札を抜き取ろうとする川村隊員。でもそんな幸せは長くは続かなかった。
川村隊員『うぬぬ…。なかなか抜けない。』
吉田隊長『上にいるシーサーに怒られるのでは。』
川村隊員『はっ…。』
作戦終了。吉田隊長と小池隊員がさんぴん茶とゴーヤー茶を飲んでから、繁華街・国際通りへと繰り出す。街に並ぶのは『古酒・泡盛』。まさに沖縄、すごく沖縄である。吉田隊長ここで『ハブ・アタック』なる栄養剤のようなものを購入、小池隊員と飲みだす。いかにもまずそうに見る川村隊員。結局川村隊員も飲むことに。意外にうまかったです。
そんなことをしているうちに腹が減ってきたので、昼食を探しに行くことに。『ゆうなんぎぃ』という店が目に留まったので入ってみると、中には有名人のサインがずらずらと並んでいる。ただの店ではない、絶対うまそう。そこで沖縄名物『ソーキそば』とお約束の泡盛を注文した。川村隊員初めての泡盛に苦悶している。たまらず、
『小池様、吉田様お願いします!』
と慈悲を仰いだのであった。ロックはまだしも、ストレートは本当にきつい・やばい。それが泡盛クオリティー。合宿前の食事を堪能して、店を出る。なのに小池隊員と吉田隊長は飲み足りないのか、
また泡盛を飲み始めた。しかも路上で。
うひー!!テラヤバス!!!!!!
国際通りをぶらぶらすることしばらく、鍋とアロハシャツ(吉田隊長の個人的な購買物)を購入してるうちに日が傾きはじめた。3人は県庁前駅近くの喫茶店で合流する隊員たちと待ち合わせることに。しばらくして辻隊員合流。続いて愛知万博に行ってきた北嶋隊員も合流した。川村隊員はコーヒーにミルクをかけすぎてコーヒーが真っ白になった。
北嶋隊員『ちょっとミルクかけすぎやないか?』
川村隊員『それが昂揚会クオリティーですから。』
その後深尾隊員も合流し、合計6人、最後の晩餐へと向かった。最後の晩餐は『海援隊』という飲み屋。さっそく北嶋隊員は女性店員に絡んでいる。また、東京から来たイケメンの店員には『ジャニーズ』のお墨付きがついた。最初は沖縄名物『オリオンビール』が出ていたが、すぐに泡盛の波が襲ってきた。飲みまくって理性を破壊された隊員たち。辻隊員は完全に潰れ、吉田隊長は川村隊員に、北嶋隊員は深尾隊員にそれぞれ耳の穴に舌を入れ始めた。
後に、吉田隊長はこれが原因で苦しむことになったのかもしれない。
テンションが上がりきり北嶋隊員、小池隊員、川村隊員が猫ひろしの芸のまねをして騒ぎ始めた。
ダンッ!
『騒ぐのはいいけどそういうことは国際通りでやってくれ。』
…となりのお兄さんにマジで怒られました。てなわけで、お開き。吉田隊長と北嶋隊員は県庁前のクラブへ繰り出し、それ以外の者は路上で寝始めた。しかしすぐに2人は退出、我々は宿の『南国楽園』(980円)へ向かうためにタクシーに乗り込む。降りると、阿部隊員と合流。さんざん迷った末ようやく見つけ出したのであった。とりあえずべろべろなのでここで就寝し、明日への地獄に備えて英気を養う隊員たちであったのでした。
【込山隊員の合宿前夜】
9月13日
深夜の那覇空港、沖縄に降り立った私込山隊員は当惑していた。航空ダイヤの乱れにより、羽田で予定していた夕食は摂れていない。しかし22時40分の空港内は人影もまばら、飲食店も売店も営業時間外。腹減った。案内カウンターにさえ人がいない。仕方がないからカウンターにあったドナーカードを入手&記入。幸先悪いスタート・・・。
「バスターミナル前」の文字を見て、空港から「ゆいレール」で旭橋まで移動。バス時刻表を確認し、餌&寝床を求めて歩き出す。程なく発見したのは「札幌ラーメン広東」なるラーメン屋。沖縄で札幌で広東。どこだよ、ここ・・・。しかし、創業20周年200円引きということで塩ラーメンが300円、安い。食べながら店のおっちゃんと話すが、寝られるような店は近くにないようだ。バス停での野宿を決意する。
貴重品を身につけ、靴を脱ぎ、温かい格好をしてバス停のベンチに横になる。野宿なんて、高2のときに終電逃して以来だなぁ、なんて回想してみたりする。・・・・ところが、、、、「◎にゃ△ちゅ※□〜!」「Foooo!」夜の平穏を乱す奴ら。酔っ払い4人組が歩み寄ってくる。しかも服を脱ぎながら(汗)。焦点の合っていない目が心なしかこちらを向いている気がする(大汗)。身の危険を感じて、込山隊員逃走。逃げて逃げてまた逃げる。奴らは米軍の斥候だったということにしておこう。
結局、素泊まり専門の宿泊施設を発見し、そこで寝る。3時間の睡眠に3000円とられた込山隊員であった。 |